2015年3月17日火曜日
パート2 山梨に古民家を購入、DIY-- 2/3
山梨に古民家を買うまでのイキサツ、パート2です。パート1はこちら。
早速軽井沢に
意外と田舎の別荘って車ぐらいの値段で買えるんです。 そこで、早速別荘の聖地、軽井沢に物件を見に行きました。
興奮したら止まりません。 見たのが、中軽井沢あたりの築40年ぐらいの物件群。それぐらいの別荘が安かったんです。 でも、値段の割に小さい。隣と近い。なんだか、田舎の住宅街の様であまり良くなかったです。
こんな感じのイメージでした。以外と隣家と近い。 |
旧軽井沢の方に向かうと、イメージの通りの森の中の別荘があるんです。もちろんお値段も高額ですが。 早くも予算の壁です。
伊豆も見ました。伊豆高原リゾート。バイクでツーリングによく行ってて、いいところだと思ってたんです。
でも、東京から強烈に行きにくい上に、海からも意外と遠いし、自然もそこそこで、取柄は温泉。 温泉だけのために別荘買うつもりもないし。。。という事で早々と却下。値段的には手ごろなんですが。
この辺で気づいてきたんです。理想の別荘ってやっぱり高いのかなー、と。調べてみると、管理費なるものも毎月数万取られますし。 自分の土地なのに、なんで?と納得感がありませんが別荘地に建っている物件は大抵取られます。水抜きや雑草の処理など、色々面倒な事をやってくれる為の対価の様ですが、必要以上に贅沢な感じがして嫌だったんです。
結局いわゆる「いなか暮らし物件」を探すことになりました。別荘地のようにブランドもないですし、綺麗ではないです。でも管理費かからないし、敷地も大広い場合が多い。
長野に見に行ったとき、軽い気持ちで古民家も見てみました。
長野駅から30分ほどの古民家。雪に埋もれてます。 |
納屋でしょうか?ボロボロです。 |
生活感あふれる囲炉裏 |
上記の家は確か200坪ぐらいでしたが、700万円でした。
古民家を回っているうちに、どれも修復が必要なことが分かってきます。野尻湖で会ったセルフビルダーの顔が頭に浮かびます。こんな本も読んでみます。
「自分で修復できるかも」
そう思ったら、本当にできる気がしてきます。むしろ、楽しいのでは、と思うようになりました。そこから古民家一本で探し始めます。
(パート3に続く)
*日本の建築写真家の第一人者、二川幸夫さんが1955年に日本全国の古民家を撮った、迫力ある写真集。古民家好きではなくとも、写真としても美しいです。