ポートランド的LifeーDIY, 古民家, コーヒー

DIY, コーヒー、自家栽培、古民家の再生などポートランド的な人生に興味がある人のためのサイト

ラベル スローライフ の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示

2016年11月8日火曜日

2x4を使ったアウトドアチェアの簡単DIY

アディロンダックチェアをDIYしました




どうもお久しぶりです。

ボルダーから帰国して、夏の間は山梨の小淵沢にいました。

標高900メートルで、クーラーいらず。とても快適に過ごしました。最近は寒いので自宅のある目黒に帰ってます。

いきなりですが最近やったDIYのご紹介。

2x4(ツーバイフォー)で簡単にできるローンチェア(アウトドアチェア)のご紹介です。

アディロンダックチェア


正式にはAdirondack Chair(アディロンダック チェア)という名前がついている意外と由緒のある椅子です。アメリカの街角やテラスで見たことありませんか?結構サイズが大きいだけに日本ではあまり見ませんね。

座面が深くて、背もたれが高く、後ろに倒れた角度になっていますので。夕暮れを見ながらビール、朝日を見ながらコーヒー、なんてシーンにもってこい。逆に前のめりで会話をするには起き上がる必要があって多少つらいです。


■かかった費用:合計 4,000円ぐらい
■かかった時間:4時間ぐらい

■必要な工具:
インパクトドライバ、ノコギリ、ビス(スクリュー)

簡単・安いのでDIY初心者でも週末に試すにはちょうどいいプロジェクトですね。


1x4だけで作れます

このアディロンダックチェア、アメリカではDIYチェアの中では大変人気で、ネットで検索するとたくさん設計図が出てきます。私が今回参考にしたのはアメリカのオジサンが大好きな雑誌、Popular Mechanics社のプラン。今回は日本で手に入りやすい大きさの木材で私なりに随分と簡略化しちゃってますが、もしご興味あれば本家をご参考くださいね。


ではまずは材料から。いきなりですが、実は2x4使いません。もっと安くて薄い1x4を使うんですね。でも1x4って書くと知らない人が多いのでそう書きました。すいません。


記号 数量 材木 長さ(cm)
A 2 1x4 85.7
B 1 1x4 59.1
C 1 1x4 59.1
D 6 1x4 59.1
E 6 1x4 90.2
F 2 1x4 52.1
G 2 1x4 73.7
H 2 1x4 16.5
I 2 1x6 71.1
合計 24    

でもって図面がこちら(Popular Mechanicsより拝借):




どうやって切るかによりますが、ホームセンターに売ってる材木は長さ180cmのものが多いので、大体1x4が16本ぐらいでしょうか。あとはひじ掛けの1x6が1本。4,000円弱なので安いもんです。

ハウツーなんですが、基本的に上の長さに合わせて材木を切ったら、図面を見ながら現場合わせでやれば誰でもできちゃいます。順番はあまり関係ないです。簡単なんですよ、本当に。

まあそうは言っても、という人のために大まかなステップです。本当に大まかです、すいません。


材木を切りそろえていきます。1x4は薄いのでのこぎりで簡単に切れますね。

まずは長さに合わせて切っていきます。これで30分ぐらい。

出来ました。

材木を切り終わったら、とりあえずこんな感じかなー、と仮合わせをしてみます。

脚はこんな感じ

各パーツがどのようにフィットするか感覚がつかめたら、背もたれと座面から作ります。


まずは背もたれを付けてきます。記号で言うと、CにEをビスで固定します。

背もたれを先につけるのは、座面を先につけてしまうと、Cに背もたれを固定する際に、ビスを入れるスペースがなくなってしまうんです。

この際に注意が必要なのは、Cの側面(背もたれと接地する面)を斜めに削ること。私はカンナでやりましたが、粗いサンドペーパーでも可能です。背もたれが後ろに傾斜するのでその分斜めにしてやるんですね。


とりあえず背もたれ完成。ついでに背もたれ上部の支え、Bも固定します。

座面も追加です。

この時点でもうかなり完成に近いです。通しでやればここまで3時間ぐらいでしょうか。


つぎは、足を付けていきますがその前に、Aの後部下を斜めに切る必要があります。アディロンダックチェアの特徴ですが、側面の材木が斜め後ろに傾斜して後ろ足としての役割を担っていますので、接地面が斜めになります。

写真上部の箇所、斜めに切れているのわかりますでしょうか?ここが地面と接地します。

斜めに切る角度が悩みどころなのですが、Popular Mechanicには19%度と書いてありますのでとりあえず合わせます。最初にパーツを仮合わせしたときに感覚で決めちゃってもいいと思います。

19%で切りましたが、感覚でやっても問題ないです。

前脚をつけるともはや完成に近いです。

前脚をつけます。私は前脚の地面から17.4cmの箇所で側面のAと交差するようにしました。先ほどAを斜めに切った角度に依存しますが、座り心地からして17.4 cmがおすすめです。

後脚とひじ掛けを付けて完成!

いきなり完成に飛んでしまいました。写真がありませんでした、すいません。後脚ですが、必ず前脚と平行になるようにしてください。そうすると、背もたれ上部の支えBと交差する点が斜めになりますので、合わせて斜めに切ってください。

あとはひじ掛けを地面と水平になる場所をマークして、ひじ掛けの支えHをつけたらスクリューで全部留めます。


1x4は水に弱いので、外に出しておくならカバーを付けるか塗装が必要でしょう。私はとりあえず無塗装でカバーを書けていますが、地面との接地面だけ防腐剤を塗ろうと思っています。


写真が足りませんが、とにかく簡単です!勢いあまってそのまま二つ作ってしまいました。庭があるならぜひ試してみてください!作ったら写真を下のコメント欄に添付してお知らせいただけると嬉しいです。

切れるノコギリなら何でもよいです
最近のインパクトドライバーは安いですね!


































2016年1月24日日曜日

古民家とキツツキ


11月の小淵沢
田舎にある古民家はキツツキとの闘いです。

最初は気づきませんでした。古民家は当然ながら田舎にあります。田舎にはイノシシ、鹿、スズメバチ、近所のアル中オヤジと野性味あふれる迷惑要素が沢山。

なんでだろうな?と思ってたんです。家の西側の切妻が穴だらけなんです。古い家なんで、地震で土壁が崩れたのかなと。

ある日、朝寝てると「コンコンコン」「コンコンコン」。なんじゃこりゃ。外に出てみると穴からキツツキが出てきます。その日から闘いが始まりました。


穴だらけの切妻
意外とキツツキの被害は多いみたいです。よく見ると近くの別荘などもやられてます。人が住んでないと被害にあうのでしょうかね。

まず、憎しみ先行でBBガンを買おうかと。でもさすがに無理そうなのでやめました。次に、屋根裏に動作センサーつきのライトを着けました。

屋根裏につけたセンサーライト

まったく効果なし。

ネットで検索してみると、フクロウの置物を置くと良いらしい。猫除けペットボトルと同じ匂いがしたので信用してません。しかも意外と高い!2800円なり。

鳥よけフクロウ


ということで、オーソドックスに防鳥ネットを張ることにしました。でも、破風(屋根の側面についている木材)の高さは7メートルぐらいあります。屋根に上るのも一苦労だし、乗り出して作業をするのも危険。

ということで、こんなの作りました。

物干しざお+トンカチ
高枝キリバサミの要領です。3メートルぐらいの物干しざおの先にトンカチをテープで括りつけました。これで何とか破風に釘が打てます。気を付けないと、地上5メートルからトンカチが頭に落下してきます。これは怖い、ということでこれでもかという位にテープ巻きましたよ。

釘はというと、トンカチの先に両面テープをつけて、そこに釘をくっつけて破風に打ち付けるというなんとも頼りない方法でした。イケましたよ!

自分の創作に惚れ惚れしながら、ネットを張りました。見えますかね?

見えにくいですが、防鳥ネットを張りました
チョー満足してその日は帰りました。

でも、次の週、作戦が成功しすぎてました。キツツキが、ネットに絡まってるんです。死んでました。うへー。怖い。かわいそう。気持ち悪い。

しかも届かない。さすがにこれの写真はないですが、困ってます。どうしましょうかね。。。いずれ落ちてくることを願ってます。

まあでも田舎はこんな闘いばっかりです。自然の中に家を建てさせていただいているので仕方がないですね。

ということで、キツツキに困ってる方は防鳥ネットをお勧めします。

お勧めです





2016年1月20日水曜日

ポートランドのエコ生活

先日書いた、ポートランドで一番おいしいパン屋の続きです。

ポートランドは自転車大好き
自転車大好きポートランド


ポートランドはエコな街ですねー。アメリカ全体に言えることですが、細かい節約はしないけど、新しい技術や方法で問題解決しようとしますね。

例えばこれ。

ポートランドのゴミ箱
ポートランドのソーラーごみ箱

はい。街角のごみ箱です。でも上部にソーラーパネルが付いていて、ゴミを潰すプレスが内蔵されています。ごみを潰すことにより容積を減らし、ごみ収集車の収集回数を減らすことにより排気ガスを減らす、と。

うーむ。着眼点はすごいし、且つこれに投資する市にも感心します。でも、そのお金使ってほかにもっと効果的な事できるんじゃないだろうか。。。。そもそも街角にごみ箱必要なのかな。家に持って帰ればいいじゃん、と思うのはやっぱり日本人なんでしょうか。アメリカの人はメンドクサイことはしない人が多いですからね。だからこその発想なんでしょう。

とにかく意識高めです。地元新聞を読んでみたのですが、ごみの埋め立てをやめて焼却処分にする法案の議論で持ちきりです。アメリカは土地が広いので大体焼却じゃなくて埋め立てなのですが、埋め立てゴミから発生するメタンガスによって温暖化が進むからなんとかかんとか。ポートランドらしいのは、この課題を3身一体(行政、市民、業者)で議論して決めるという事。日本だと殆ど行政任せですね。

冒頭の自転車もそうですが、町全体を自転車が走りやすいように設計されていて、車よりも優遇されています。考えてみると当たり前ですよね、車と比べて交通弱者なわけですから。これらも地元の市民団体が行政と話してポリシーを策定しているようです。市民の行政への参加のレベルが日本と違います。

全米最大の古本店、Powell's Books
全米最大の古本屋さんや、以前紹介したRebuilding centerのような建材や古材のリサイクルセンターがある事も頷けます。

そういうエコな意識が高いポートランドの人たちは健康に随分気を使っていて、家で鶏や養蜂をやっている人も多いです。Urban Farming(アーバンファーミング)と言われて沢山の人が参加してますね。自給自足とまではいかないまでも、可能な限り自分の手で食べ物を自給する。いつか山梨の古民家でやってみたいものです。

そんなことで、地元に人気のUrban Farming ストアに行ってきました。その名もUrban farmstore. 養蜂からヒヨコまで、全部揃ってます。ヒヨコの値段は5ドル。「これって鶏は食べるの?それとも卵産ませるだけ?」と聞いてみたら、「人による。ペットとして買ってる人もいるしね」だって。楽しそうですね!
Urban Farmstore. 左が養蜂、奥が養鶏、右が畑用具。



クワやスコップなど。普通ですね。
ポートランドの人は地元の生産物が大好きで、環境意識が高くて、DIYが大好き。僕にとっては天国のようなところです!

さて、最後にアップルサイダー。ジュースじゃないんです。フランスに行くと売ってますね。リンゴを発行させて作った発砲酒です。なにやら美味しいらしいので飲んできました。

Reverand's Hard Cider. 倉庫です。

画像が悪くてすいません。とにかく広い。醸造所のスペースにカウンター付けました、って感じ
結論としては。。。雰囲気はよかったですが、正直これならビールの方がいいかな。甘すぎるか、ビールにリンゴジュースを混ぜただけのような味か、どちらかでした。また違う店で飲んでみます。

ポートランド、いい街です。いくらでも楽しめますね。もっと知りたい方は、以前書いたポートランドガイドもご参考下さい!



2016年1月13日水曜日

ビールを自分で作ってみました

自家製ビール
自家製ビール!

コロラドに来て2週間、家でビール作り始めました。

断っておきますが、日本では家でアルコール1%以上の飲料を作ることは違法です。が、コロラド州では全く問題ありません。

日本でもクラフトビールや地ビールが人気なのに、なぜ違法なのか?おそらく大手ビールメーカーの意思が大きく反映されているのでしょう。あとは酒税が徴収できなくなるという国税庁の事情もあるでしょう(法律違反というのも、酒税違反のことです)。いずれにしても必要のない法律ですねえ。

コロラド州、とくにボルダーのビール熱は半端じゃないです。まず、店。


クラフトビール
これ全部クラフトビールです



ありすぎて何が何だか分かりません




店に行くと恐ろしい数のクラフトビールがあります。アサヒ、キリン、サッポロしかない日本とは全く状況が違いますね。別世界。

元々コロラド州はロッキー山脈の麓にあることから、Coorsなどのビールメーカーもここが発祥の地だったりします。なので文化的にビールが好きなんでしょうか。

ビールも種類が本当に豊富で、ラガー(日本のビールはほとんどこれ)、IPA(india pale ale);飴色のホップの味が聞いてるちょっと苦久手フルーティなビール、Stout (黒ビールですね), hop多め、コーヒー入り、などなど本当に拓さんあります。感動すると同時に、どれ選んでいいのか不明。ラベルで選びます。

そんな土地なので、日本で梅酒を漬ける感覚でビール作ってる人が沢山います。せっかくなので僕もチャレンジしてみました。

まずはkitを180ドルで購入。ちょっと高い。。。通常は80ドルぐらいで売ってます。

自家製ビールやさん
地元の自家醸造ビール屋さん
オーナーのAdam.いろいろ教えてくれます。
自家製ビールなら何でもそろいます

ここでバケツと種々資材と、イースト、ホップ、大麦を買って、同じく購入したビール自家醸造のガイドブックを見ながら早速取り掛かります。

たくさん買いました。トータルで$150ぐらい。


自家製ビールのバイブル。アマゾンで売ってます。


醸造方法は意外と簡単です。お湯の中で原料となるモルト(大麦)を煮て、デンプン等をよく抽出して、味付けと香りにホップを入れて、イースト菌を入れて二をして発行させます。モルトの種類や配合(大麦、小麦、米、コーン)と、焙煎度合いよって、ビールの種類が大まかに決まります。コーヒーに似てますね。

最初なので、飲みたいビールを!Hefeweizenを作ってみます。ベルギーの白濁した、喉越しすっきりのビールです。モルトは大麦50%,小麦50%です。



 
巨大な寸胴でお湯を沸かして。。。


 
メッシュの中に入れたモルトを投入

30分ほど煮て、モルトを取り出します。カツオ汁みたいな色。

これなんだと思います?ホップです。いい香り―。これを投入します。
液体のモルト(抽出したもの)を投入して。。。


また30分煮ます。

ホップを入れると、なんとなくビールっぽい香りがします。トータル一時間ほど煮ることにより、消毒とモルトとホップをよく溶かします。ホップは味付けと匂いつけの二つの意味があり、それぞれの目的により投入のタイミングが異なります。

原料を煮ている間に、イースト菌の準備です。モルトからの糖分などをエサにイースト菌が発酵を進めて炭酸と苦みが出てビールができるんですね。意外と単純です。


 ドライイースト菌をお湯に入れて活性化します。

こちらがイースト菌。ビールの種類によってイースト菌は違います。

煮たモルトを急速に冷やすために氷風呂に浸します。


冷えたら、発酵用のポリバケツに入れて、イースト菌を投入して攪拌します
熱湯にイースト菌を入れると死んでしまうので、冷やしてからイースト菌を投入します。全体を通してですが雑菌の混入を防ぐために全ての器具は煮沸消毒しています。


イースト菌を投入したら、蓋をして、空気弁をつけて2週間放置!

暖かいところにおいて、2週間ほど発酵させます。その間、発酵が進行すると空気が出てきます。




今はまだバケツで発酵中ですが、次はビール瓶に入れていきます。乞うご期待!

アマゾンでも売ってますね。