DIY, コーヒー、自家栽培、古民家の再生などポートランド的な人生に興味がある人のためのサイト

2015年4月26日日曜日

古民家 土間をテラコッタタイル張りに

土間のテラコッタ
土間をテラコッタにしてダイニングテーブルを置いてます




前回始まった古民家のリノベですが、まずは土間空間を整えていきます。


この古民家では馬を駆っていたようですので土間には厩(うまや)があったのですが、床を埋めて、壁を取り壊して土間と一つの空間にしました。また、玄関から入って土間の突き当りにも部屋があったのですが、そちらも撤去しました。


これで出現した土間空間はおよそ60平米。。。広いです。天井高も5メートルぐらいあるので、気持ちいい空間になってます。

今回はその土間のDIYです。そもそも土間は三和土(たたき)といわれる、土と石灰と砂利を踏み固めたものを使うのが伝統的なのですが、雨の日や湿気、ほこりなどが心配なのでタイル貼りにすることにしました。

タイルを張るためには下地にコンクリートを流し込む必要があったのですが、こちらは前回土間の改築をお願いした虹梁建設さんにお願いしました。さすがにミキサー車は自分では無理です。

タイルはいろいろ悩んだ挙句、テラコッタタイルにしました。ベトナム製のもので、リーベさんで通販です。サンプルが1000円程度でいくつか送ってもらえるので便利です。60平米で15万円ほど。


テラコッタタイル サンプル
サンプルは簡単に取り寄せられます


これをタイルモルタルを接着剤にして、コンクリの上に張っていきます。まず業者に頼んだら40万と言われたので論外、もちろん自分でやることになります。
モルタルをまぜるフネと呼ばれる容器

寒い中、ひたすらタイルを貼っていく作業はつらいです。かろうじて綺麗になっていく土間に元気づけられながら、音楽を聴きながらやります。






柱の周りなどはグラインダーで削って貼ります。これはとても時間がかかって困りました。

柱の周りに合うように切ります

徐々に拡大。

今回使ったグラインダー


貼り終わったら今度は目地をタイル目地というモルタルの一種で埋めていきます。方法は意外と簡単で、タイルの上に塗りたくって目地に押し込み、一通り塗ったらスポンジでタイルの上の余分な目地材をふき取る、という作業。これも60平米やります。

ゆっくりと進む。

なかなか作業の様子がわからないと思うので、参考にしたビデオを添付しますね。意外と簡単だと思います。




寒いのでストーブでお茶を沸かして休憩。

真冬でした


しめて3か月かかりましたが、何とか完成!綺麗になりました。誰でもできる作業ですが、根気が必要ですね。


古民家選びのポイントをまとめてみました。将来古民家の購入を考えている方はこちら:
「古民家の選び方:5つのポイント」


説明を追加