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2015年5月24日日曜日

コーヒーをDIY (自家焙煎)

家でコーヒー豆の焙煎をしてみました。
コロンビアのエスメラルダ。中煎りにしました。
あまり聞かないですよね。DIYerとしてはできることは何でも自分でやらないと気がすまないので、挑戦してみました。コーヒー好きな人は一回やってみてはどうでしょうか?週末に楽しい実験ですよ。

メリットは:
  1. 楽しい
  2. 安い
  3. 簡単
  4. 同じ豆の違うローストを試せる。
  5. 豆が長持ちする
  6. 美味しい(かもしれない)
用意するものは
  1. 生豆
  2. フライパン
だけです。時間は20分ほど。あれ、意外と簡単なんだな、と思った人多いのではないでしょうか?そうなんです。ムチャクチャ簡単なんです。でもそれだけに奥深い予感がします。

とりあえず手順を説明しますねー。

1.生豆を買う
「生豆なんて見たことない」という人が殆どじゃないでしょうか?僕もその一人でしたが、ネットを検索すると意外とあるんですね。こちらのサイトがよくまとまっています。

どれも手作り感のあるサイトで若干不安になりますが、私は種類の多いワールドビーンズさんで買いました。銀行振り込みが面倒ですが、すぐ届きましたよ。買ったのはコロンビアのエスメラルダ。
生豆。緑色で硬いです。

コロンビアのエスメラルダを購入。1kgで1600円。


そうなんです。安いんです。焙煎済みの豆をお店で買うと大抵200グラムで1500円ほど。つまり豆の量だけで考えると1/5です。もちろん焙煎すると2割ほど軽くなるので、単純比較できませんが、それにしても経済的です。

2.フライパンにセットする
直径25センチの小さめのフライパンです

小さいフライパンがいいです。焙煎中はシャカシャカ振らないといけないので、重いと疲れます。

3.炒る(15分ほど)


14分中火で炒りました。

目安としては、13分が浅煎り、17分ぐらいになると深煎り。その間は中煎りでしょうか。火力にもよるので一概には言えないと思いますが、色で判断するとそういうことになります。

また、ハゼという「パチパチ」という音が炒っていると聞こえてきます。2段階に分けてハゼるので、一回目のハゼ(どちらかというと「パンパン」というはじける音)の途中が浅煎りで、2段階目の「パチパチパチ」というおとなしいハゼが終わったあたりが深煎り、という覚え方もあります。



実際何度か煎ってみて、火力によって所要時間が違いますので、実際にはご自分で試してみてください。その辺も楽しみですね。

あと、動画でも見えますが、チャフ(豆の殻)が飛び散ります。掃除機であとで片づければ問題ないですが、結構気になりますね。


3.冷ます

炒った直後の豆は非常に熱いので、まだ焙煎が進んでおり、「パチパチ」と音がします。それ以上焙煎が進むのを防ぐために、風を送って冷まします。

右が浅煎り、左が中煎りです。分かりますか?


4.一日置く

科学的な根拠はわかりませんが、炒ったばかりの豆はフラットな味がして、あまりおいしくないようです。ですので空気に触れさせながら一日寝かせます。

5.飲む

ついに!一日置いたら、次の日に飲みます。おいしいですね。

いい匂い

美味しく頂きました!


ちょっと酸味が強い感じがしたので、もう一日置いて飲んでみたいと思います。また、深煎りも試してみたので、そちらも飲み比べてみたいと思います。こうやって、違うローストを簡単に試せるのが一番の醍醐味でしょうか?しかし終わりなき探究、という感じがしますね。のんびりいろいろ試してみたいと思います。

たった1600円で始められるので、一度みなさんもやってみては如何?