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2015年7月6日月曜日

コーヒーを自宅で焙煎する方法 ポップコーンマシーン使ってみたよ

どうもです。ポートランド・シアトルから帰ってきて、ポップコーンマシーンを使ったコーヒー焙煎を試してみました。

購入したポップコーンマシーンはこちら。なんとアマゾンで1800円とお買い得でした。

ポートランド コーヒー
1800円!

コーヒーの自家焙煎の方法は、5万円程度の非常に高価な自家焙煎機を買うか、ザルやフライパンを利用してコンロで炒る、が主流ですが、アメリカでは家にあるポップコーンメーカーを利用した自家焙煎も人気です。そもそも日本の場合だと、ポップコーンメーカーなんて家に無いですよね、普通。


使用した生豆はポートランドのMr. Greenbeans で購入したEthiopia豆.。エチオピアの生豆はフルーツの香りがして、とてもコーヒー豆だとは思えないいい香りで、僕は浅煎りで飲むのが好きです。

ポートランド コーヒー
酸味のきいた果実の匂い。浅煎りで飲むとフルーティな香りとチョコレートがほんのり。素晴らしいです。

そもそもポップコーンマシーンのアイデアはポートランドのMr. Greenbeansの店の兄ちゃんに教えてもらいました。このお店、DIY Coffee Roasting(要は自家焙煎)をメインにしている何ともポートランドらしいお店なんです。
Over 15 Varieties of Green Coffee Beans
この兄ちゃん。from ONPDX.com

ポートランドの人はとにかく自分でやらないと気が済まないんですね。この店の向かいには家をセルフビルドする人にはたまらないThe Rebuilding Centerがあって、ドアやら窓、古材などを販売している店があります(詳細はポートランドガイドをご覧ください)。

さて、コーヒーの話です。とりあえず50グラムほどを入れてみました。


50グラム投入

蓋をしてスイッチをオンにすると、円筒内に熱風が送られて、炒られるという仕組みです。熱風は渦になるように排出されるので、コーヒー豆がぐるぐる回って、ムラなく焙煎が進みます。フタの全面は開いていて、そこから熱風(と本来であればポップコーン)が排出されます。

そもそもポップコーンマシンですから、炒られて爆裂したポップコーンがここから出てくる仕様なんですね。コーヒー豆の場合爆裂しませんから、そのまま円筒内に残って、風によってチャフ(豆皮)が前から出てきます。これは便利!チャフを取り除く手間が省けるのは感動です。

コーヒー 自家焙煎
熱風と一緒にチャフも排出されます
しかし、です。あまりにも温度が高すぎるのか、ものの2分で煙が出てきて、すごい勢いで焙煎が進みます。5分もしないうちにエスプレッソ用かと思うくらいの深煎りに。あれー???


コーヒー 自家焙煎
く、黒い。黒豆のようです。これじゃあ論外です。


理想は左の色。黒すぎます。。。

困りました。。。Mr. Greenbeansのホームページを見てみると、同じことを聞いている人がいるようです。やはり熱風が強すぎるので、オン・オフのボタンで切ったりつけたりして調整するようです。めんどくさい。。。なんかそれだったらフライパンでシャカシャカ炒ってる方が(ビデオはこちら)良さそうです。

気を取り直して、その手法でやってみました。それでも大体5、6分で出来てしまいますね。通常浅煎りで13分ぐらいですから、異常に早いです。フライパンで炒ったものと比べて飲んでみましたが、雑味があって、エチオピア特有のフルーティな香りと酸味が感じられませんでした。

ということで、今のところポップコーンメーカーは残念ながら活躍してません。やり方を間違っているのでしょうか?誰かご存知であれば是非教えてください。

気を取り直して最近ハマっているセビーチェを作って、白ワインで飲みました。おいしい!今度またレシピ書きますね。それではhave a good coffee!
真鯛のセビーチェ