ファームテーブルのDIY 古民家の古材を使って
古民家の土間に設置するファームテーブルをDIYしてます。
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古材でダイニングテーブルを作りました |
古材を使ったテーブル、と言って思い浮かぶテーブルは何でしょうか?
例えば、こちら。古材のざらついた表面を活かしたタイプです。
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以前DIYしたテーブル |
この手のダイニングテーブルは古材の風合いも残しつつ、水もはじくので使い勝手が良いですね。どことなく、洗練された感じがします。
今回作るのは、Farmtableです。直訳すると農家テーブル。。。イメージとしてはアメリカの農家が、納屋の古材などを使って簡単に作るテーブルです。大家族が座れるように大きめで、装飾はあまりなく質素な佇まいの素朴なテーブル、それがFarmtableです。
山梨の古民家でも大量の古材(というか廃材)が出ました。そのうちの一つがこちらの、米びつ。写真が荒いですが、巨大なコメの貯蔵庫でした。農家の家なので、おそらく収穫したコメをこちらで貯蔵していたものと思われます。松で作られていました。
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もともとあった米の貯蔵庫 |
これを解体して古材をとっておいたんですが、いつかこれでテーブルを作ろうと思ってました。長い間農家に使われてきた貯蔵庫をテーブルにして引き継いでいくことを考えると、ちょっとうれしくなりました。
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とっておいた古材 |
まずは図面を書きます。
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ムチャクチャ適当ですね。 |
クランプは高価なので、困り果てていたのですが、とても簡単な事に気づきました。角材をつかって圧迫すればいいのです。角材を板の上下に渡して、ビスでつなぎ合わせたらいいんです。
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松板を杉板の上に張ります |
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板が反ってるので、念を入れて圧迫。 |
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天板を端から見たところ。反ってるので、力を加えてまっすぐにします。 |
天板が完成したら、天板の端にテーブルエンド(縁)をつけます。これにも古材を使って味を出します。カンナで削りながら可能な限り隙間の無いようにします。
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両側の端に縁をつけました |
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木ダボとノリで接着し、ベルトクランプで圧迫します |
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このベルトクランプ、どんな形のものでも圧迫できてムチャクチャ便利です。1300円。 |
次の日、縁が接着したことを確認して、天板をサンディングしました。結構凸凹なので重要ですが、古材の風合いも残す必要があるので慎重にやります。もともとの松板に番号が書かれていたのですが、これを消さないように苦心しました。
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脚の上にのせました。触らずにはいられない肌触り。 |
ここに、仕上げのアマニオイルを塗ります。オイルを塗ると、木目が浮かび上がり、美しい光沢と共に表面が滑らかになります。この作業、ものすごい楽しいです。
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下が塗布後 |
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オイルで光沢が出ます |
天板はまだ土台に固定してないですが、とりあえず一通りの作業は終了です!要した時間は約4日間で、週末二回分です。古材で作業する際は、あまり細かい点を気にしなくてもよいので楽しいです。
ここでワインを飲む日が待ち遠しいです!
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完成です! |