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2017年1月26日木曜日

長野にRebuildingセンターの日本版ができたそうです

ReBuilding Center Japan
新しく諏訪にできたRebuilding Center Japan のロゴ



以前のポートランド記事でも書きましたが、ポートランドに行ったら必ず行くのがRebuilding Center. ポートランド近辺で取り壊された家のパーツを主に取り扱っているNPOです。
ポートランドのRebuilding Center

2016年11月8日火曜日

2x4を使ったアウトドアチェアの簡単DIY

アディロンダックチェアをDIYしました




どうもお久しぶりです。

ボルダーから帰国して、夏の間は山梨の小淵沢にいました。

標高900メートルで、クーラーいらず。とても快適に過ごしました。最近は寒いので自宅のある目黒に帰ってます。

いきなりですが最近やったDIYのご紹介。

2x4(ツーバイフォー)で簡単にできるローンチェア(アウトドアチェア)のご紹介です。

アディロンダックチェア


正式にはAdirondack Chair(アディロンダック チェア)という名前がついている意外と由緒のある椅子です。アメリカの街角やテラスで見たことありませんか?結構サイズが大きいだけに日本ではあまり見ませんね。

座面が深くて、背もたれが高く、後ろに倒れた角度になっていますので。夕暮れを見ながらビール、朝日を見ながらコーヒー、なんてシーンにもってこい。逆に前のめりで会話をするには起き上がる必要があって多少つらいです。


■かかった費用:合計 4,000円ぐらい
■かかった時間:4時間ぐらい

■必要な工具:
インパクトドライバ、ノコギリ、ビス(スクリュー)

簡単・安いのでDIY初心者でも週末に試すにはちょうどいいプロジェクトですね。


1x4だけで作れます

このアディロンダックチェア、アメリカではDIYチェアの中では大変人気で、ネットで検索するとたくさん設計図が出てきます。私が今回参考にしたのはアメリカのオジサンが大好きな雑誌、Popular Mechanics社のプラン。今回は日本で手に入りやすい大きさの木材で私なりに随分と簡略化しちゃってますが、もしご興味あれば本家をご参考くださいね。


ではまずは材料から。いきなりですが、実は2x4使いません。もっと安くて薄い1x4を使うんですね。でも1x4って書くと知らない人が多いのでそう書きました。すいません。


記号 数量 材木 長さ(cm)
A 2 1x4 85.7
B 1 1x4 59.1
C 1 1x4 59.1
D 6 1x4 59.1
E 6 1x4 90.2
F 2 1x4 52.1
G 2 1x4 73.7
H 2 1x4 16.5
I 2 1x6 71.1
合計 24    

でもって図面がこちら(Popular Mechanicsより拝借):




どうやって切るかによりますが、ホームセンターに売ってる材木は長さ180cmのものが多いので、大体1x4が16本ぐらいでしょうか。あとはひじ掛けの1x6が1本。4,000円弱なので安いもんです。

ハウツーなんですが、基本的に上の長さに合わせて材木を切ったら、図面を見ながら現場合わせでやれば誰でもできちゃいます。順番はあまり関係ないです。簡単なんですよ、本当に。

まあそうは言っても、という人のために大まかなステップです。本当に大まかです、すいません。


材木を切りそろえていきます。1x4は薄いのでのこぎりで簡単に切れますね。

まずは長さに合わせて切っていきます。これで30分ぐらい。

出来ました。

材木を切り終わったら、とりあえずこんな感じかなー、と仮合わせをしてみます。

脚はこんな感じ

各パーツがどのようにフィットするか感覚がつかめたら、背もたれと座面から作ります。


まずは背もたれを付けてきます。記号で言うと、CにEをビスで固定します。

背もたれを先につけるのは、座面を先につけてしまうと、Cに背もたれを固定する際に、ビスを入れるスペースがなくなってしまうんです。

この際に注意が必要なのは、Cの側面(背もたれと接地する面)を斜めに削ること。私はカンナでやりましたが、粗いサンドペーパーでも可能です。背もたれが後ろに傾斜するのでその分斜めにしてやるんですね。


とりあえず背もたれ完成。ついでに背もたれ上部の支え、Bも固定します。

座面も追加です。

この時点でもうかなり完成に近いです。通しでやればここまで3時間ぐらいでしょうか。


つぎは、足を付けていきますがその前に、Aの後部下を斜めに切る必要があります。アディロンダックチェアの特徴ですが、側面の材木が斜め後ろに傾斜して後ろ足としての役割を担っていますので、接地面が斜めになります。

写真上部の箇所、斜めに切れているのわかりますでしょうか?ここが地面と接地します。

斜めに切る角度が悩みどころなのですが、Popular Mechanicには19%度と書いてありますのでとりあえず合わせます。最初にパーツを仮合わせしたときに感覚で決めちゃってもいいと思います。

19%で切りましたが、感覚でやっても問題ないです。

前脚をつけるともはや完成に近いです。

前脚をつけます。私は前脚の地面から17.4cmの箇所で側面のAと交差するようにしました。先ほどAを斜めに切った角度に依存しますが、座り心地からして17.4 cmがおすすめです。

後脚とひじ掛けを付けて完成!

いきなり完成に飛んでしまいました。写真がありませんでした、すいません。後脚ですが、必ず前脚と平行になるようにしてください。そうすると、背もたれ上部の支えBと交差する点が斜めになりますので、合わせて斜めに切ってください。

あとはひじ掛けを地面と水平になる場所をマークして、ひじ掛けの支えHをつけたらスクリューで全部留めます。


1x4は水に弱いので、外に出しておくならカバーを付けるか塗装が必要でしょう。私はとりあえず無塗装でカバーを書けていますが、地面との接地面だけ防腐剤を塗ろうと思っています。


写真が足りませんが、とにかく簡単です!勢いあまってそのまま二つ作ってしまいました。庭があるならぜひ試してみてください!作ったら写真を下のコメント欄に添付してお知らせいただけると嬉しいです。

切れるノコギリなら何でもよいです
最近のインパクトドライバーは安いですね!


































2015年12月13日日曜日

腰壁の下見張り 古民家DIY

さて、着々と進んでいる古民家の再生ですが、外壁の張替えをしました。

ビフォー:腰壁は木目調のトタン

着工前は外の腰壁の上に木目模様のトタンが張り巡らされていて、とても不格好でした。せっかくのしっくい壁が台無しです。

まずこれを全部はがしました。
トタンをはがした後

すると、なんということでしょう。いい色に褪せた押縁下見張りの腰壁が現れました。なぜこの美しい木を隠してしまったのか。それは防寒です。左手を見てもわかる通り、中身はがらんどう。隙間風を防ぐためにとりあえずトタン、という思考です。

今回はそれを防ぐために、内側にしっかり断熱材と防風シートを入れているので安心です。

左側の箇所に板材がないので、こちらに下見張りをしていきます。

家の内側との仕切りは合板一枚。これでは寒いです。

まずは上の隙間にすべて断熱材をつめていき、そのあとに防風シートを張ります。
その上に杉材を張っていきます。

杉材を張った後
もともとあった腰壁と色が合わないので、柿渋と松墨を混ぜて塗ります。防虫も兼ねているので腰壁全体に塗ります。

柿渋

松墨

一晩置いて、色を落ち着かせます。



色がそろった後、押縁(縦の角材です)を打ち付ければ完成。比較的簡単ですね。

押縁の間隔は他の壁と合わせてます

右の木材が見苦しいですが、きれいに仕上がりました。

もともとのトタンと比べると、木材がキレイに見えて漆喰や柱も映えますね。やはり自然素材はいいです!






2015年7月20日月曜日

ファームテーブルのDIY 古民家の古材を使って

古民家の土間に設置するファームテーブルをDIYしてます。
古材テーブル
古材でダイニングテーブルを作りました

古材を使ったテーブル、と言って思い浮かぶテーブルは何でしょうか?
例えば、こちら。古材のざらついた表面を活かしたタイプです。

http://portlandcoffeediy.blogspot.com/2015/04/kinfolkdiy.html
以前DIYしたテーブル

この手のダイニングテーブルは古材の風合いも残しつつ、水もはじくので使い勝手が良いですね。どことなく、洗練された感じがします。

今回作るのは、Farmtableです。直訳すると農家テーブル。。。イメージとしてはアメリカの農家が、納屋の古材などを使って簡単に作るテーブルです。大家族が座れるように大きめで、装飾はあまりなく質素な佇まいの素朴なテーブル、それがFarmtableです。


ファームテーブル


山梨の古民家でも大量の古材(というか廃材)が出ました。そのうちの一つがこちらの、米びつ。写真が荒いですが、巨大なコメの貯蔵庫でした。農家の家なので、おそらく収穫したコメをこちらで貯蔵していたものと思われます。松で作られていました。

もともとあった米の貯蔵庫


これを解体して古材をとっておいたんですが、いつかこれでテーブルを作ろうと思ってました。長い間農家に使われてきた貯蔵庫をテーブルにして引き継いでいくことを考えると、ちょっとうれしくなりました。

とっておいた古材

まずは図面を書きます。

ムチャクチャ適当ですね。


板の厚さが2cmと、テーブルの天板にしては薄いので、180㎝の杉板を二枚買いました(2000円ぐらい)。その杉板をベースにしてその上に古材を張ります。杉板の幅が20cmだったので、はぎ合わせて一枚の板を作ります。

ノリと木ダボではぎ合わせます。
幅があるので2枚づつ

脚も古材から作ります。4脚にするのか、それとも違う形にするのか悩みましたが、結局写真のような形になりました(呼び名が分かりませんー誰か教えて下さい!)。4脚で作ると、水平を出したり天板下の支えを渡したりで結構たいへんかなと思いましたので、正解でした。
これを脚に使います
ホゾを作って
ほぞ穴を彫って
ドリルを使うとほぞ穴が簡単に彫れます

ほぞ穴にはめ込みます。意外と簡単。
2脚作ります
角材を2つの脚の間に渡します。


天板をのせて休憩。

さて、土台と天板ができたら、古材の松板を杉板の上に張っていきます。これが意外と大変でした。まず隙間がないように合わるためにはカンナで削る必要があります。そしてノリで貼り付けようと思ったら大量のクランプが必要です。板も反ってるので、大量の力が必要です。

クランプは高価なので、困り果てていたのですが、とても簡単な事に気づきました。角材をつかって圧迫すればいいのです。角材を板の上下に渡して、ビスでつなぎ合わせたらいいんです。

松板を杉板の上に張ります

板が反ってるので、念を入れて圧迫。
天板を端から見たところ。反ってるので、力を加えてまっすぐにします。

天板が完成したら、天板の端にテーブルエンド(縁)をつけます。これにも古材を使って味を出します。カンナで削りながら可能な限り隙間の無いようにします。

両側の端に縁をつけました

木ダボとノリで接着し、ベルトクランプで圧迫します

このベルトクランプ、どんな形のものでも圧迫できてムチャクチャ便利です。1300円。

次の日、縁が接着したことを確認して、天板をサンディングしました。結構凸凹なので重要ですが、古材の風合いも残す必要があるので慎重にやります。もともとの松板に番号が書かれていたのですが、これを消さないように苦心しました。

天板をサンディングします。
角も丸くします
テーブルエンドもきっちり接着されてます。古釘の跡はあえて残しました。


仕上げを#400のサンディングペーパーで終わらせたら、もう天板はツルツルで本当に肌触りが気持ちいいです。

脚の上にのせました。触らずにはいられない肌触り。

ここに、仕上げのアマニオイルを塗ります。オイルを塗ると、木目が浮かび上がり、美しい光沢と共に表面が滑らかになります。この作業、ものすごい楽しいです。


下が塗布後
オイルで光沢が出ます

天板はまだ土台に固定してないですが、とりあえず一通りの作業は終了です!要した時間は約4日間で、週末二回分です。古材で作業する際は、あまり細かい点を気にしなくてもよいので楽しいです。

ここでワインを飲む日が待ち遠しいです!

完成です!